こども芸術大学の教育の考え方

こども芸術大学は3歳から小学校入学前までの子どもと親を対象とした、幼稚園や保育園に並ぶ教育機関です。

自然と芸術を柱に「感じる力」「工夫する力」「伝える力」を育むための教育を行っています。子どもたちは、活動ルームや瓜生山の自然、そして京都造形芸術大学のキャンパス内で様々なことに出会い感動します。その感動、心の動きを引き出し、自分の気持ちを表現できるようになります。そして様々な年齢・価値観の人と生活する中で、自分の気持ちだけでなく相手の気持ちを理解する大切さを学びます。そうして育まれたしなやかな心と体を通して、柔軟に、創意工夫しながら人とつながっていけるようになります。

それらは「わの中に入って感じること」という活動目標につながっています。「我」を大切にし、「話」を通して、「和・輪・環」を感じるようになってもらいたいという思いがこめられています。「ひとり」から「みんな」へつながっていくことを目指す根底には、京都造形芸術大学の「平和を希求する」理念があります。家族の「わ」から、友だちの「わ」、地域の「わ」、世界の「わ」へと広がっていき、人や自然を思いやり、私たちの心の中の「母なる大地」が回復することを願っています。

感動すること
「創作の時間」
「遊びと学びの時間」

日々の遊びの中に多くの感動があります。
「創作の時間」を通じて得られる多くの経験は
子どもたちの豊かな感性が芽生えるキッカケをつくります。
「創作の時間」と「遊びと学びの時間」は常に連携し合って、
さまざまな表現をみせてくれます。
豊かな感性が育っているのです。

しなやかな心と元気なからだ
「遊びと学びの時間」
「対話の時間」
誕生日会/運動会/学外散歩など

思い切り走ることのできる広々とした活動ルーム
隣接した瓜生山散策でのリフレッシュ。
そして、お昼にはお母さん手作りのお弁当をいただきます。
毎月の誕生日会には、みんなからのプレゼント。
元気に遊ぶこと、そして友だちを思う気持ちが
しなやかな心をはぐくみます。

いろいろな年齢の子どもたち
大人たちと交わる
「創作の時間」
「対話の時間」
学園祭/学生との交流

こども芸術大学では異年齢混同保育と学年別活動を
ねらいに合わせ組み合わせています。異年齢混同保育や縦割小グループの活動では、学年の違う子どもにあこがれをもったり「おもいやりの心」が育っていきます。また、京都造形芸術大学で、芸術を学ぶ学生たちとコミュニケーションをとったり教職員、国内外の作家たちと交わる機会があります。

豊かな自然から学ぶ
「遊びと学びの時間」
「対話の時間」

瓜生山ではさまざまな出会いと発見があります。
山の上の畑やベランダの菜園には育てる感動と
思い通りにならない経験があります。
また、瓜生山では多くの生き物と共にいることを実感します。
そして、自発的に工夫して遊ぶことを
自然の中で身につけていきます。

伝えること
「創作の時間」
創作の時間発表会
「対話の時間」
お茶会/誕生会/生活発表会

子どもたちは何かに心動かされたとき、
誰かに伝えたい思いでいっぱいになります。
その思いは、言葉にのせられ、歌になり、
絵や工作という形であらわれます。
様々な心の動きをつくること、そしてその気持ちを表現することは、まさに芸術活動の根源なのです。